今後は観光業に一層雇用機会が増えて転職する人の増える三次産業

アジアの外資系へ転職 今世紀に入った頃に一次産業で働く人は労働人口の5%程度まで減ってしまい、逆に、サービス業を主体とする三次産業で働く人が3分の2を超えました。今後は成長戦略の柱の一つとして外人旅行客を増やそうとしている観光業に一層雇用機会が増えていくはずなので、三次産業へ転職する人が益々増えていくことでしょう。一方で、以前から国民が安心して生活できる要素の一つとして食料自給率が挙げられていますが、世界各地で起こっている紛争や気候変動あるいは、発展途上国の人口増加等、食料確保の面で心配される事態を考えると先進各国と比べて我が国の食料自給率の極端に低いことが問題視されています。

農業、林業及び水産業はいずれも自然を相手にした産業なので、毎年の気候次第で生産量が安定せず、後継者のなり手の少ないこと等が理由で一次産業の就業者が減り続けていますが、国民に安全な食料を安定的に確保する上で海外諸国に依存してばかりではいずれ、大問題になりかねません。事業の大規模化によって生産効率を上げて生産量を増やすほかに、人口減少に困惑している地方へ都市部から人口の回帰する施策を地方創生の目玉として行うのであれば地方から都市部へ出て働いている人がIターンやUターンするための企業誘致による職場作りや一次産業へ転職するための研修機関を充実させ、研修中の生活費補助程度は税金で賄う必要があるでしょう。