私が転職したきっかけです。

アジアの外資系へ転職 私が高校を卒業して10年間働いてきた書店の仕事を辞めたのは出産がきっかけでした。結婚したのが入社して6年後の24歳の時でした。その頃書店の店員は(今でもでしょうか?)自分の担当分野が分かれていて、専門書、一般書籍、児童書、学校参考書、雑誌、とそれぞれに配属になります。そこで索引と搬入を通して自分の知識を深めて仕入れや在庫に反映させていきます。同じ部門にいた10年間は一生懸命勉強しました。とてもやりがいがあると感じていました。

書店は県内でも大きな書店ですが、何ヵ所にも支店があり、異動になった所が遠かったのです。好きな仕事でしたから長く続けたくて出来るだけ辞めない方向で頑張ってきたのですが、結婚して子供が生まれると通勤にも時間が掛かり、勤務時間も不規則な販売の仕事は子育てしながらでは無理だと気が付きました。近くに預かってくれる身内もいません。何時まででも子供を預かってくれる保育園もありませんので。子供も夜遅くまで置いておくのはかわいそうだと思いました。毎日夫の帰りと私の帰りの時間を合わせてお迎えの綱渡りではいつかきっと無理が生じます。その後半年後に保育園に入れて私はお昼の間だけ働けるスーパーのパートに転職しました。